税務調査で調べられること｜税務調査相談窓口　　あさじ会計

税務調査では、会社や個人事業の申告内容が正しいかどうかを確認するために、さまざまなことが調べられます。日ごろから準備しておくことで、調査も落ち着いて対応できます。

📋

売上でチェックされること

税務調査では、銀行口座の入金、現金取引やポイント決済、ネットでの売上記録やレジの記録が、申告した売上と合っているか確認されます。現金取引やポイント決済、振込手数料差引後の入金額も対象になることがあります。

仕事に必要な支出かどうか、領収書や請求書で裏付けがあるかがチェックされます。交通費や接待交際費、消耗品費、外注費など、勘定科目ごとに適正かどうかも確認されます。また、プライベートな支出が経費として計上されていないかも重要なポイントです。

仕訳や伝票、日計表、総勘定元帳などの帳簿が整っているか、収入や支出の流れが追えるかが確認されます。電子データでの保存が義務付けられているものもチェック対象です。帳簿の整理が整っていると、調査もスムーズになります。

場合によっては、取引先や関係者への確認（反面調査）が行われます。これは、申告内容が間違っていないかを間接的に確認する方法です。例えば、売掛金や仕入れ金額の一致を確認するために取引先に連絡が行くことがあります。

日ごろから帳簿や領収書を整理し、収入や支出の内容がわかる状態にしておくことが大切です。領収書を月ごとにまとめる、経費の用途をメモしておく、請求書や契約書を揃えておくと、税務調査でも落ち着いて対応できます。